マイバスヨーロッパ

絶景!神秘!感動!の必見スポットを旅のプロが選びました
ヨーロッパ世界遺産 厳選ベスト20

ユネスコ(UNESCO)の世界遺産リストに登録された史跡や景観は、現在、世界190カ国・1000件ほどあり、この多くが、長い歴史を誇るヨーロッパにあります。いずれも大自然の不思議や、人々の偉業を物語る稀有なもので、現代を生きる我々が受け継いだ人類共通の宝物です。旅行を通じて、より多くの人がその素晴らしさを知り、感動することは、よりよき未来の形成にもつながると信じています。その中から、欧州を訪れたらぜひ訪れてほしい世界遺産ベスト20を厳選。マイバスのオプショナルツアーで訪れれば、現地を知り尽くしたベテランガイドが、その魅力を余すところなくご案内します。

フランス

  • フランス国王の愛妾や王妃などが暮らしたシュノンソー城
  • 斬新な建築様式が有名なフランソワ一世のシャンボール城

ロワール渓谷

  • 文化遺産
16世紀に王侯貴族が建てた優雅な城が建ち並ぶ流域
フランス中部から大西洋にそそぐロワール川。その渓谷には、16世紀に王侯貴族たちが、自らの力を誇示するべく建てた優雅な城が集まっており、世界遺産に指定されたロワール河流域280kmには、60以上の古城が点在します。フランス国王の愛妾や王妃などが暮らしたシュノンソー城は、フランス史の舞台としても興味深いところです。フランソワ一世のシャンボール城は、斬新な建築様式が有名で、ルネッサンス的要素から、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計に携わったとの説もあります。そのダ・ヴィンチが晩年を過ごしたクロ・シュセの館、「川に浮かぶダイヤモンド」と讃えらえるアゼ・ル・リドー城、フランス王家の居城、ブロワ城などが、華やかな貴族の時代を彷彿とさせます。
ハイライト フランス史を彩る逸話満載のシュノンソー城や、天才ダ・ヴィンチが暮らした館
アクセス シャルル・ド・ゴール空港からオルレアンまでは約150km。パリ・モンパルナス駅からトゥールまではTGVで約1時間。短時間で効率よく見たい方はツアー、ゆっくり回りたい方はレンタカーがおすすめ。
  • サン・マロ湾に浮かぶ小島に築かれた修道院
  • 水面に浮かび上がる夕景も必見

モンサンミシェルとその湾

  • 文化遺産
モンサンミシェルとその湾
ノルマンディー地方南部、サン・マロ湾に浮かぶ小島に築かれた修道院。もともとケルト民族の聖地でしたが、8世紀頃、大天使ミカエルから聖堂を建てるようお告げがあったのが名称の由来。その後、ベネディクト会修道院が建てられました。かつては潮の干満の差が非常に激しい所で、引き潮になると、沖合いから猛ピードで押し寄せる波に溺れる者も出るなど、危険な巡礼地として知られていました。19世紀に地続きの道路が作られ、いつでも島へ渡れるようになりましたが、潮流がせき止められて島の周囲に砂が堆積。海にぽっかり浮かぶ景観が失われつつあります。建物の主要部分はゴシック様式。内部にはノルマン様式、ロマネスク様式など、各時代の影響も見られます。
ハイライト 要塞や牢獄にもなった修道院、モンサンミッシェルの迫力は圧巻!
アクセス パリ・モンパルナス駅からTGVとバスを乗り継ぎ、約3時間半。

イギリス

  • 突如、現れる巨石群のストーンヘンジ
  • 空の色の変化とともに様々な表情が見られる

ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群

  • 文化遺産
地上に残された巨石文明の最大の謎!
ロンドンから西に約200kmの平原に、突如、現れる巨石群のストーンサークル。直径約100mほどの円を描きながら、高さ4~7mの巨石が並ぶ遺跡で、紀元前3000~2000年頃に造られたと考えられていますが、これだけ多くの巨大な石を、誰が、何のために、どのような方法で運んだのかなど、謎に包まれています。夏至の日には、高さ6mの「ヒールストーン」と、中央祭壇の石を結ぶ直線上に太陽が昇るよう、巨石が配されており、高度な天文知識がうかがえます。太陽崇拝の祭祀場、古代の天文台、ケルト民族の礼拝堂など諸説ありますが、いまだに確定的な学説はありません。30kmほど離れたエーヴベリーの遺跡群とあわせ、世界遺産に登録されました。
ハイライト のどかな緑の平原と、巨石文明の遺跡が織り成すミステリアスな空間
アクセス ストーンヘンジ観光の拠点となるソールズベリーは、ロンドンから電車で約1時間半、バスで約2時間。ソールズベリー駅からストーンヘンジまではバスで約30分。
  • ローマ帝国の温泉保養地バース
  • 「お風呂(bath)」の語源としても有名

バース市街

  • 文化遺産
英国屈指の温泉リゾート!古代ローマ時代にタイムトリップ
温泉がわき出る街、イングランド西部のバースは、ローマ帝国領だった2世紀頃から温泉保養地として発展。「お風呂(bath)」の語源としても有名です。その後、ローマ様式の浴場は取り壊されましたが、18世紀のジョージ王朝の時代になると、再び貴族たちの保養地として人気を博するようになり、この時代に建てられた建築物や街並みの美しさが魅力のひとつになっています。現在、かつてのローマ浴場跡は博物館に、貴族の社交場だったパンプ・ルームはレストランとなり、温泉水の試飲もできます。温泉は1978年に閉鎖されましたが、2006年に新しい総合スパ施設「サーメ・バース・スパ」が完成。再び入浴も楽しめるようになりました。
ハイライト 古代ローマ浴場跡と、優雅なジョージ王朝様式の建造物
アクセス ロンドン・パディントン駅から鉄道でバース・スパ駅まで約1時間半。長距離バスでは2時間半以上。

イタリア

  • 古代ローマ帝国の大街道
  • 円形闘技場コロッセオ

ローマ歴史地区

  • 文化遺産
永遠の都、ローマで、紀元前の街を歩く
ローマ歴史地区とは、共和国から帝国へと発展したローマの遺跡群が集まったエリアです。紀元前6世紀頃から街路が形成されていた街の中心部「フォロ・ロマーノ」は、4つの門に囲まれており、東西と南北を結ぶ大通りを中心に、民会議場だった円形広場、元老院、神殿、戦勝記念の柱や門などがありました。遠征から戻ったローマ軍の凱旋式などは、この大通りで行われたそうです。このほか、円形闘技場コロッセオ、神殿パンテオン、トラヤヌス帝記念柱、コンスタンティヌス帝凱旋門、カラカラ浴場などがあります。なお1990年には、アウグストゥスの霊廟、ハドリアヌス帝の霊廟などが、追加登録されています。
ハイライト 古代遺跡と、中世、近世、現代が混在•共存した街角がローマの魅力
アクセス ローマ市内
  • サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
  • ヴェッキオ橋

フィレンツェ歴史地区

  • 文化遺産
ルネサンス発祥の地、花の都フィレンツェは街中が博物館!
「屋根のない博物館」「花の都」と讃えられる麗しき古都、フィレンツェ。14世紀に毛織物や金融業が発展するのに伴い、ここでルネッサンス文化が生まれ、花開きました。名建築や芸術作品も町中にあふれています。例えばフィレンツェの象徴であるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)、サンタ・クローチェ教会、ヴェッキオ橋、現フィレンツェ市庁舎となっているヴェッキオ宮殿など。メディチ家の芸術作品コレクションが収蔵・展示されたウフィツィ美術館、メディチ家の住居だったピッティ宮殿には、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ボティチェッリ、ミケランジェロ、ラファエロなど、ルネッサンス巨匠の作品が収蔵されています。
ハイライト フィレンツェの象徴、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)
アクセス フィレンツェの町の中心部、徒歩圏内に多くの見所が集まっています。
  • ヴェスヴィオ火山の大噴火によって灰に埋め尽くされた都市
  • 遺跡から感じる、ローマ時代の人々の豊かな暮らし

ポンペイ遺跡地域

  • 文化遺産
古代ローマ人の暮らしがよく分かる、まるでタイムカプセル!
ナポリ近郊の都市国家ポンペイは、79年のヴェズヴィオ火山の噴火により、一瞬のうちに滅んでしまった悲劇の街です。ポンペイ近隣のエルコラーノや、その他の山麓の町々と共に、火砕流や灰に埋もれてしまいましたが、18世紀に始まった発掘調査により、1世紀当時の姿のまま、甦りました。火山灰の下で、たくさんの壁画やフレスコ画が鮮やかな色彩のままで残っていたほか、市民の日常生活の様子がよく分かる貴重な遺跡となっています。例えば焼いたパン、テーブルに並んだ食器と食べ物、居酒屋のメニュー、コインなどが確認できます。街は碁盤の目状に整備され、上下水道も整い、ホテル、貿易会社、娼館などがあるなど、ローマ時代の人々の豊かな暮らしが分かります。
ハイライト 火山灰の成分が湿気を吸収したため、ポンペイ出土品は非常に保存状態が良好!
アクセス ローマからナポリまで高速鉄道で約2時間。そこからポンペイまで、別の鉄道でさらに30分前後。
  • ピサ大聖堂(ドゥオーモ)
  • 一度は目にしたことがある斜塔の傾き

ピサのドゥオモ広場

  • 文化遺産
一度は目にしたことがある斜塔の傾きを、ぜひ確かめてください!
トスカーナ州ピサの町の中心にある「奇跡の広場(ピアッツァ・デイ・ミラーコ)」には、11~12世紀頃、海運都市国家だったピサの全盛期を象徴する壮麗な洗礼堂、ピサ大聖堂(ドゥオーモ)、鐘楼などがあります。なかでもロマネスク様式の鐘楼は、「ピサの斜塔」の呼び名で有名です。建物は円筒形の8階建て、階段は約300段、高さは55m。工事に200年ほどの歳月をかけたものの、地盤のアンバランスさなどが原因で傾いてしまったとか。結局、塔の高さは、当初予定の半分ほどにしたそうです。傾きがひどくなったため、90年代に修復工事が行われ、2001年から再び一般公開されています。世界遺産には、斜塔を含め、広場全体が登録されています。
ハイライト 修復工事を終え、ピサの斜塔内部にも入れるようになりました
アクセス フィレンツェからピサまで列車で約1時間ほど。そこから徒歩またはバスで数十分。

スペイン

  • 旧市街全体が、世界遺産に登録
  • エル・グレコを魅了した最もスペインらしい都市

古都トレド

  • 文化遺産
エル・グレコを魅了した最もスペインらしい都市
カスティーヤーラ・マンチャ自治州の州都、トレドは、旧市街全体が、世界遺産に登録されています。街の周囲をタホ川が流れ、その景観に魅せられた画家エル・グレコがここで暮らしました。ローマ帝国、西ゴート王国、イスラム国家の支配などを受け、様々な文化様式の建物が融合した独特の雰囲気が漂います。街の真ん中にそびえたつスペイン・カトリック総本山の大寺院では、グレコ、ラファエル、ルーベンス、ベラスケス、ゴヤなどの作品が必見!その他、グレコの傑作「オルガス伯の埋葬」を収蔵したムデハル様式のサント・トメ教会、地下遺跡、1世紀のローマ浴場遺跡、16世紀に病院として建てられたサンタクルス美術館など、見所たっぷりです。
ハイライト 大聖堂や旧市街はもちろん、タホ川の対岸から望むトレド全景もお見逃しなく
アクセス マドリードからトレド駅まで高速列車で約35分。ここから徒歩、タクシー、バスなどで中心街へ。長距離バス利用の場合は、マドリードからトレド中心街まで約1時間。
  • 高さ約30m、全長約800mの水道橋
  • 白雪姫のお城のモデルになった古城「アルカサル」

セゴビア旧市街とローマ水道橋

  • 文化遺産
白雪姫のお城のモデルはここ!?断崖の古都セゴビア
マドリードから北西へ90km、スペイン中央部の古都セゴビアは、三方を断崖に囲まれた地形から、要塞都市として発展しました。ローマ帝国時代の1世紀には、高さ約30m、全長約800mの水道橋が建造され、スペイン国内で最大規模、世界で最も保存状態のよいローマ水道橋となっています。19世紀までは実際に使用されていたそうで、ローマ時代の土木技術の高さに驚くことでしょう。また旧市街の西端、断崖の上にそびえる古城「アルカサル」は、ディズニーの「白雪姫」のお城のモデルになったとか。もともとはカスティーリャ王の居城でした。ほかにも「貴婦人」と讃えられる後期ゴシック様式のセゴビア大聖堂、テンプル騎士団が建てたラ・ベラ・クルス教会など、ローマ時代から中世までの歴史的建造物が楽しめます。
ハイライト 巨大なローマ水道橋を目の前にすると、2000年前の土木技術に驚愕!
アクセス マドリードから高速鉄道で約30分、バスで約1時間ほど。
  • 絶対に見逃せないガウディ建築の傑作サグラダファミリア
  • グエル伯爵とガウディの夢が作り上げたユートピア グエル公園

アントニ・ガウディの作品群

  • 文化遺産
大胆かつ繊細!天才ガウディによるバルセロナの名建築
スペインが誇る建築家、アントニオ・ガウディ(1852~1926年)が手掛けた建築のうち、バルセロナにある代表作7つが世界遺産に登録されています。ガウディはあらゆる時代や建築手法を融合した折衷様式、モデルニスモを提唱。パリ博覧会への出品をきっかけに大富豪グエル氏から設計・建築を受注し、グエル公園やグエル邸が生まれました。サグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)の設計は1883年に引き受け、亡くなるまでに完成した地下聖堂と生誕のファサード部分が世界遺産となっています。詳細な設計図がないことや資金難により、完成が危ぶまれた時期もありましたが、現在ではガウディ没後100周年にあたる2026年の完成を目指しています。
ハイライト ガウディが心血注いで設計・建築に当たったサグラダ・ファミリアは圧巻!
アクセス バルセロナ市内

オーストリア

  • 歴代皇帝が暮らしたシェーンブルン宮殿
  • 幾何学模様を配した広大な庭園

シェーンブルン宮殿と庭園群

  • 文化遺産
華やかな宮廷文化が薫る歴史絵巻
名門ハプスブルグ家の本拠地であり、帝国の首都だったウィーンには、今も皇帝文化の名残があちこちに色濃く残っています。世界遺産には、旧市街と歴代皇帝が暮らしたシェーンブルン宮殿が登録されています。ウィーンの森に面した宮殿は、もともと狩猟用の別荘などに使われていましたが、17世紀以降、歴代オーストリア皇帝が改築・増築を行い、女帝マリア・テレジアの時代にウィーン風ロココ様式の宮殿が完成しました。部屋の数は計1400室以上。舞踏会を開く大広間や、幾何学模様を配した広大な庭園を持つ城は、華やかで陰謀渦巻く政治や外交の舞台になりました。「会議は踊る」で有名なウィーン会議が開かれた場所としても知られています。
ハイライト 欧州各国に君臨したハプスブルク家の宮廷文化が堪能できる、歴史ある宮殿です
アクセス ウィーン市内。地下鉄シェーンブルン駅下車。

ドイツ

  • 湖と森に囲まれた庭園都市ポツダム

ポツダムの宮殿群と公園群

  • 文化遺産
ドイツ・ロココ建築の最高傑作サンスーシ宮殿にうっとり
ドイツのポツダムおよびベルリンにある歴代プロイセン王国の宮殿や建物、庭園、公園などが世界遺産に登録されています。最も有名なのは18世紀、プロイセンを列強の仲間入りさせたフリードリヒ2世王の夏の離宮、サンスーシ宮殿です。ロココ様式の瀟洒でこじんまりした宮殿で、内部は壁から天井まで、精緻な装飾で埋め尽くされています。完成後は、ここが王の居城となり、哲学者ヴォルテールなどと親交を深めました。そのほか第二次世界大戦のポツダム会談の舞台となったツェツィーリエンホーフ宮殿、1999年に追加登録されたサンスーシ地区のリントシュテット宮殿、サンスーシ庭園と新庭園の間を結ぶ「ヴォルテールの道」など見所豊富です。
ハイライト 戦いに明け暮れたフリードリヒ大王の「癒しの空間」だったサンスーシ宮殿
アクセス ポツダムはベルリンから鉄道で約30分。
  • イツ人の心の故郷ライン川

ライン渓谷中流上部

  • 文化遺産
ライン川渓谷をゆく遊覧船で、古城やローレライの岩をのんびり鑑賞
ドイツの人々が「父なる川」と呼ぶライン川。その流域にあるビンゲン・アム・ラインからコブレンツ間まで約65km続く渓谷が、世界遺産となっています。川は通商の幹線としてローマ時代からにぎわい、13〜14世紀には流域に多くの城塞が築かれました。ライン随一の美しい城と讃えられるラインシュタイン城、ビクトル・ユーゴーが絶賛したというシェーンブルク城、古い歴史を誇るライヒェンシュタイン城、ワインの産地リューデスハイムのぶどう畑など、牧歌的な風景が広がります。途中、最も川幅が狭くなる難所、ザンクト・ゴアールは、ハイネの詩に登場する伝説の乙女、ローレライが、美しい歌声で船乗りを惑わした岩場のポイントです。
ハイライト 古城、ぶどう畑、ローレライ伝説。中世ドイツの景観が広がります
アクセス フランクフルト空港から、ライン渓谷の拠点となるリューデスハイム、マインツ、コブレンツ等へ電車で30~40分。

スイス

  • 世界遺産にも登録されている旧市街
  • アーレ川の流れと緑に囲まれた小高い丘の上で発展した街

ベルン旧市街

  • 文化遺産
水と緑に囲まれた丘の上の中世自由都市
アーレ川の流れと緑に囲まれた小高い丘の上で発展した街、ベルン。現在はスイスの首都であり、最先端の都市機能を備えながら、一方で中世の面影もたっぷり残している風光明媚なところ。旧市街が世界遺産に指定されています。街の歴史は12世紀末、ツェーリンゲン公ベルヒトルト5世がここに砦を築いた頃に始まり、13世紀には神聖ローマ帝国皇帝から「自由都市」の特権を与えられて大きく発展します。15~16世紀には、荘厳な大聖堂、当時の欧州で最長と言われたアーケードが建てられたほか、街の整備も進みます。あちこちの広場や通り沿いに、彫像を施した水飲み場などが作られ、欧州随一の機能的かつ美しい街並みが生まれました。
ハイライト 中世から現代まで、常に美しく開発・整備されてきたスイスらしい街並み
アクセス チューリッヒ中央駅から鉄道で約1時間

チェコ

  • あらゆる時代の建築美が凝縮された芸術都市
  • ゴシック様式のカレル橋

プラハ歴史地区

  • 文化遺産
あらゆる時代の建築美が凝縮された芸術都市プラハ
チェコの首都プラハでは、中心部を流れるヴルタヴァ川(モルダウ川)東岸に広がる旧市街、同西岸のフラッチャニ地区およびマラー・ストラナ地区が世界遺産に登録されています。このエリアには、ロマネスク、ゴシック、バロック、ルネサンスからアールヌーヴォーまで、あらゆる時代様式の建造物が残っています。特にボヘミア(現チェコ)王、カレル1世が神聖ローマ皇帝となった14世紀から16世紀までの「プラハの黄金期」には、プラハ城内にある荘厳な聖ヴィート大聖堂や、ゴシック様式のカレル橋などの傑作が造られました。他にも中世プラハの高い技術力を伝える旧市庁舎の天文時計、バロック様式の聖ミクラーシュ教会など、見所は数えきれません。
ハイライト 聖ヴィート大聖堂とカレル橋は、千年都市の歴史と芸術が詰まった傑作
アクセス プラハ市内
  • 絵本のように愛らしい中世の街並み

チェスキー・クルムロフ歴史地区

  • 文化遺産
モルダウ川に包まれた、絵本のように愛らしい中世の街並み
チェスキー・クルムロフは、南ボヘミア州のヴルタヴァ川沿いにある小さな街です。かつては川を往来する交易の要所としてにぎわい、中世の牧歌的な風景や建造物が保存されている歴史地区が、世界遺産に登録されています。街の発展は14世紀初め、ボヘミア王国の裕福な貴族だったロジュンベルク家が居城を構えた頃に始まり、16世紀にはルネッサンス様式、17世紀にはバロック様式の建物がたてられて華やぎました。クルムロフ城を中心に広がる街の景観や、建物の外壁に描かれた「だまし絵」のレンガや窓枠、石畳の小道など、独特の雰囲気を楽しむなら、徒歩で散策するのが一番です。川沿いに広がる小さな街なので、迷子になる心配もありません。
ハイライト クルムロフ城を中心に広がる愛らしい中世都市は、徒歩での散策が最高
アクセス プラハから鉄道とバスを乗り継ぎ、約5時間ほど。

ハンガリー

  • 中欧を代表する文化都市、麗しき「ドナウの真珠」
  • 歴史的建造物が豊富な文化発信の中心都市

ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り

  • 文化遺産
中欧を代表する文化都市、麗しき「ドナウの真珠」
ハンガリーの首都、ブダペストでは、ドナウ川の両岸に広がる歴史地区と、2002年に追加登録されたアンドラーシ通りが世界遺産となっています。「ドナウの真珠」、「ドナウの薔薇」、「東欧のパリ」など、その美しさを讃えられるブダペストは、古代ローマ様式からゴシック、ルネッサンスなど、各時代の建築様式を代表する歴史的建造物が豊富で、文化発信の中心都市としての役割を果たしてきた点が評価されました。ブダ地区では、王宮の丘とその周辺、ゲレルトの丘など、ペスト地区では国会議事堂、ハンガリー科学アカデミー、旧市街聖堂などが対象に。また欧州大陸で最初に走った地下鉄、ブダペスト地下鉄1号線も登録対象に含まれています。
ハイライト 歴代ハンガリー国王の戴冠式が行われたマーチャーシュ教会は、ゴシック建築の傑作
アクセス ブダペスト市内

ギリシャ

  • 世界遺産のシンボルマーク、パルテノン神殿
  • 当時の生活様式などがそのままの姿で今も残ってい

アテネのアクロポリス

  • 文化遺産
世界遺産のシンボルマーク、パルテノン神殿のある丘
ギリシャの首都アテネの前身でもある紀元前の都市国家、アテナイでは、小高い丘の上に守護神アテネを祀ったパルテノン神殿を建築。これを中心に、その周辺に街を建設しました。これがアテネのアクロポリス(高い丘の上の都市、の意)です。紀元前5世紀に完成したパルテノン神殿は、ユネスコのシンボルマークのモチーフとしても知られています。アクロポリスには、この他、さまざまなオリンポスの神々にささげられた神殿、劇場、邸宅などがありましたが、その多くは戦乱などで大破。彫刻やレリーフなど、数々の出土品が持ち去られてしまいました。しかし最近、神殿の丘のそばに新しいアクロポリス博物館がオープン。新しい人気観光地となっています。
ハイライト 新博物館では、今も続くアクロポリスの丘の遺跡発掘現場などが見学できます
アクセス アテネ市内地下鉄のアクロポリス駅下車
  • 切り立った岩の上の修道院群
  • ギリシャ北部テッサリア地方にある岩山

メテオラ

  • 複合遺産
切り立った岩の上の修道院群は信じられない光景!
メテオラは、14~16世紀頃、ギリシャ北部テッサリア地方にある岩山の上に建てられた複数のギリシャ正教修道院群のことで、世俗とは隔絶された祈りの場所を求め、一時は20以上の修道院がありました。このうち6つの場所では、今も修道士たちが生活しているそうです。人間が容易には近づけない、垂直に切り立った高さ数百メートルの奇岩群の上に築かれた信仰の場は、訪れる人を圧倒する気配に満ちています。中世にこの地を支配したセルビア王国はメテオラを手厚く保護したほか、オスマン・トルコも信仰を黙認したため、素晴らしいフレスコ画やイコンなどが残っています。名称の由来は、ギリシャ語で「宙に浮く」ことを意味する「メテオロス」。
ハイライト 生活するにはあまりにも過酷な環境に、信仰の力の神秘を感じます
アクセス アテネからメテオラの麓の街、カランバ方面行き列車で約4時間半